
目次
はじめに
※本記事は凍結初期胚移植後、陽性となった記事です。
移植の詳細や移植後の症状なども記載しておりますので、不快なお気持ちになられる方はご覧にならないようお願いいたしします。
私自身、初期胚移植の情報をあまり見つけることができず、判定日まで検索魔になっていました。胚盤胞移植の情報は割と出てくるのですが、初期胚移植ってその後の経過も含め情報が少ないんですよね。
つわりを乗り越え、やっと安定期に入ったので、私のこのブログが誰かの役に立つといいなぁと思い、記録として残します。この記事は、あくまでも個人の1体験談です。気になることがあれば、かかりつけの医療機関に確認してくださいね。
筆者の妊活歴
2021年8月 採卵(当時35歳)・胚盤胞2つ、初期胚1つ凍結
2021年9月 1回目胚盤胞移植→陰性
2021年10月 2回目胚盤胞移植予定も、内膜の厚みによりキャンセル
2021年12月 2回目胚盤胞移植→陽性
2022年8月 一人目出産(36歳)
2025年2月 3回目初期胚移植→陽性(39歳)
二人目妊活の経緯
息子を出産してから2年半が過ぎ、毎年更新していた卵(初期胚・残1)をお迎えすべく久々に不妊治療クリニックを受診しました。
この卵の更新料に年間6万円お支払いしていた(6万×4年間)ため、今年こそは…!と思っていました。
2021年当時はまだ保険適用外での治療だったため、処方される薬や受診料など何をとっても安く感じます。
移植までの薬や通院
生理が始まってから3日以内に病院を受診。
血液検査を受け、数値に問題ないとのことでトントン拍子で仮の移植日が決まりました。(内膜の厚さを測る日があるので、それによって移植日が本決定となる)
約4年前の一人目妊活の時とは違うお薬。
一人目の時と同じクリニックでしたが、エストラーナテープも膣剤も使っていません。すべて飲み薬でした。
どちらも移植前から使用し、妊娠後8週くらいまでは使わなければならず、特にウトロゲスタンは8時間おきに入れなければならなかったので管理が大変でした。時間でアラームをかけて管理してましたよ!
エストラーナテープは貼る場所を変えてもかゆくなるし、ウトロゲスタンは入れた後白いカスが出てくるので、おりものシートを何回も変えなければいけませんでした。
おりものシートはずっと使い続けると、かぶれたりすることもあるのでオーガニックのものがおすすめです。

いざ、凍結胚移植
正直、もう3年以上前のことだったので、移植がどういう風に進められていくのかも忘れていました。
私のクリニックでは、移植する患者さんの時間が決まっており、1日に複数人がその時間帯に移植をしているようでした。(ちなみに16時以降でした)
尿を溜めておかないといけなくって、そのさじ加減がとても難しく何度も「トイレトイレ〜」と思いながら、その時を待ちました。
名前を呼ばれると、手術室(採卵とかもここで行い)に入り、名前・生年月日の確認をすませ、下の衣服を全て脱ぎました。
そこからは台の上にあがり、生温いお湯で洗浄されたり、消毒したり、患部に何か器具のようなものを固定されたようでしたが、痛くもなく淡々と準備が進んでいきました。
そして、いざ、胚移植。
担当の先生が自動ドアから入ってきて、名前や移植する胚の確認をしながら、あっという間に移植完了。
終わったのもわからないくらい、痛みもありませんでした。移植が終わった後も、特に歩いちゃダメとも言われなかったので、パパとお留守番をしてくれていた息子のためにヨドバシカメラでトミカ を買って帰りました。
移植した初期胚について
今回移植した胚はこちら。

その時はこの紙を頂いただけだけで胚についての説明もなく、帰ってから検索魔(笑)
G3って、あんまりいい初期胚ではないんですね!帰って調べてから知り、落ち込みました。
でも着床する可能性がない訳ではないし、着床しないならクリニック側も移植しないだろう…と判定日までは開き直っていました。
今回の凍結胚移植をする前にやっていたこと
今回は、特にあまり「こうやって過ごそう!」など決めていませんでした。
ただ、ストレスを溜めないように過ごそうということ、普段栄養が偏っている気がしたので、サプリメントは毎日飲むことは習慣にしていました。
サプリも正直あまりこだわりはなかったのですが、一度に何種類も飲むことが辛かったのでまとめて栄養がとれるmitas(ミタス)葉酸サプリを飲んでいました。
妊活にはとにかく「身体を温めること」が大事だと聞いていました。
このmitasには、妊活中・妊娠中に必要な栄養素が全部で17種類も含まれており、400μgの葉酸を摂取できるほか、鉄分、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
また、これらに加えて、高麗人参、生姜、なつめ、さんざし、など身体のひんやりを回避できる温活和漢素材も凝縮されていて、冷えで悩んでいる人にはオススメのサプリだと思います。
初回購入後、解約可能、購入回数の縛りなしというところが選んだ決めてでした。(他社では購入○回までは解約できないとかあるところもあった)
私は続ける自信がなかったので(笑)、mitas(ミタス)葉酸サプリが合っていたと思います。

初期胚移植後の症状まとめ
ここからは初期移植後の症状をまとめますが、今回本当に世間一般的に言われているような症状が何もなく…
初期胚だからでしょうか。1人目妊娠の時の何も症状を記録しておらず、とても後悔しました。
参考になるかはわかりませんが、ET0〜ET14までの症状を記録したものを載せておきます。
ET0〜ET3
移植後は何のジンクスも試さず、ヨドバシカメラで息子のトミカ (カーズの)を買って帰りました。
その日の夜から喉が渇くのと少しイガイガする症状がありました。しかし、真冬で寒い時期(2月)だったので、風邪かなというくらいで何も気にせず。
ET4〜ET7
症状まったくなし。むしろ、いつもより調子いいかも。移植したことなんて忘れそうなくらい症状がないんです。
息子と公園に行って普通に遊んでいました。
息子を妊娠した時の症状と明らかに違ったので、「これはダメだったんだろうなー」と思い、夫にも「何も症状がなく、期待しないで。」と伝えていました。(半分諦め)
ET8〜ET10
相変わらず症状はないものの、唯一かすかな希望を感じられたのが、胸の張り。
あと、乳頭にシャワーが当たった時痛い。
ただ、よくネットで言われている妊娠初期症状「太ももの付け根が痛い」「微熱が続く」「下腹部が痛む」などはまったくなかったです。
ET11〜ET13
何もなし。むしろいつもより調子がいい。息子と公園で2、3時間毎日遊ぶ。
ここでも夫に念押しで「妊娠している気配がない」と伝える。
ET14 判定日
当日、本当に何も症状がなくさっさと終わらせて帰ろう。帰って夫に今後どうするかを話そう、という弱気な意気込みで臨みました。
ちなみに私はフライングはしないタイプです。(一度やると毎日やってしまいそうなので)
採尿を提出した後、しばらく呼ばれず不安な気持ちになったのを覚えています。
ここのクリニックは呼ばれて部屋に入る時、検査薬が机におかれているんですよね。それが一番緊張する。
部屋に入った瞬間、先生から「しっかり線が出ていますよ」と言われ、「えっ!?」と言葉にならなかったことを覚えています。
でも、先生は「ここからがスタートですからね」(急に現実)と言われました。
判定日のその後〜現在
いわゆる9週の壁、12週の壁を乗り越えて、この記事を書いている時、18週になりました。途中、少し出血することもありましたが、今のところ順調に育ってくれています。
辛いつわりを乗りこえ、やっと!という感じですが、上の子がいるので毎日あっという間に時間が過ぎていきます。
Q&Aなど
不妊治療クリニックに行く時、子ども(2歳)はどうしていたか?
私が今回、治療を開始するにあたり一番懸念していた部分でした。
自宅保育、両親ともに遠方なので預け先がないんですよね。
一時預かりにお願いしていました。ただ、慣れるまで時間がかかったり、最初は2時間から慣らしでというところもあったりするので、事前に預ける練習をしておいた方がいいと思います。
私は毎週決まった曜日に予約をし、クリニックには◯曜日だと来院しやすい旨を最初に伝えていました。
私の通うクリニックは移植の時以外は、日にちは設定されるものの何時にきてもいいよというスタンスだったのでありがたかったです。
移植時は「どれくらい待ち時間があるか当日にならないとわからない」とクリニック側から言われていたので、その日は夫に在宅勤務にしてもらい家で見てもらってました。
一人目治療の時とは違う大変さがありますよね。
まとめ
検索魔になってネットの記事を探している時、胚盤胞移植の記事は割と見つかるのですが、初期胚移植の記事って少なくて。
さらにそこから妊娠した方の話はなかなか見つかりませんでした。
なので、私のブログが誰かの希望になれば嬉しいなと思い、記事にしました。
治療を頑張っている皆さんが、元気な赤ちゃんを授かれますように。心から願っております。
